「休養」には、実は2種類ある!
皆さんは、「体がつかれた」という時や、「なんかだるいな」と思った際
どのようにして疲れや疲労を取るようにしていますか?
なかには、「今以上に身体を疲れさせよう」という人や、「いっぱい寝て回復させよう」「いっぱい食べて疲れを紛らわそう」と思い、行動する人がいます。
これらの「疲れを取ろう」とする行動は、積極的休養と消極的休養の2種類に
分けられます。
積極的休養とは、主に自ら身体を動かして疲労や疲れを回復させようとするものです。
例えば、
- 外で運動をする
- 旅行やバスツアーに参加する
- 釣りやアウトドアを楽しむ
- ランニングテニスなどのスポーツを楽しむ
などが挙げられます。
積極的休養のメリットやその効果については別の記事に記載されているので、
是非そちらもご覧ください。
消極的休養とは!?
消極的休養では体を動かさず、身体を休めて疲れを取り除きます。
積極的休養の効能について先に紹介してしまったため、「消極的休養には価値がないのでは?」と思った人もいるかもしれません。しかし、消極的休養もとても重要な休養方法なのです。
疲れ果てているときにジョギングなどできるはずもありませんし、どうしても眠いときに我慢するというのもよくありません。そんなときには消極的休養が一番です。ただし、消極的休養の効果を上げるために「短時間」ということを心掛けることが大切。昼寝をするなら30分だけ、気力がないから1時間だけゴロゴロするというように時間を設定して、ずるずる過ごさないようにしましょう。
また、「コーヒーナップ」と言い、昼休みの30分仮眠することで夜の睡眠の3時間分の効果をだす回復効果もあります。ここで一番大切なのは、仮眠の前にカップ1杯のコーヒーを取ることです。これは科学的根拠がちゃんとありますので、ぜひコーヒーの苦手な方も試してみてください。
短時間の昼寝は質のいい睡眠をとることができるのでおすすめです。逆に言えば、30分昼寝をしてみても疲れが取れないときは、精神的な疲労が溜まっている証拠。積極的休養を試してみてください。
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マッサージ
職場近辺でも少しの空いた時間にできるマッサージ。その効果には血行促進、リンパの流れの改善、筋肉のもみほぐしで筋肉疲労を改善、リラックス効果でストレス解消、自律神経を正常に保ち、免疫力の強化にもつながります。
入浴
入浴には
- 1.温熱効果…自律神経に関係し身体の細胞を活性、リラックス効果も期待できます。
- 2.水圧効果…湯に受ける圧力で呼吸循環器系の活性、血行やリンパの流れもスムーズにします。
- 3.浮力効果…湯に浸かると身体は浮力を受けて軽くなり、筋肉もほぐれ、疲労回復につながります。
まとめ
肉体的な疲労が重なってしまっている場合、睡眠や入浴、マッサージなどで肉体的な疲労を回復させることを優先します。ごろ寝も睡眠効果が期待できます。レム睡眠とは身体の眠り、
ノンレム睡眠は脳の眠りを司ります。とくにノンレム睡眠は少しの空いた時間のうたた寝でも脳の働きを回復させます。
睡眠は90分が1周期、昼時の1サイクルの眠りは睡眠不足を回復し、身体の疲れもリフレッシュできます。
入浴やマッサージも肉体的な疲労が激しい場合にまず行いたい消極的休養、身近で効果的な休養法です。
積極的休養と消極的休養それぞれの良さと使い分け、効率的に疲れを取る方法を紹介しました。そのときの疲れ方によって、この2つの休養を適切にとることができれば、質のいい休養がとれ、質のいい仕事につながるでしょう。
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